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椎名奏木


◎2014年秋より旅するカレー屋スプンフル休止中。
2015年7月より自由で気ままな会社員になります。
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理 想 は お 店 の 在 庫 に は な い か ら 帰 っ て 自 分 で 作 ろ う

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粉料理たのし - ばんごはん
 
家で中華を作るのが好きです。
以前はカレー作りが趣味でしたが、今では仕事になりましたので、中華作りが趣味なのかも。
Eに薦められたウーウェンさんの北京小麦粉料理をアマゾンさんで中古で求めました。
もう廃刊なのね。手ごねをこんなにびっしり写真で解説してくれて、いい本なんだけどなぁ。

最初に作ったのは写真の水餃子。
作っていて、ふと気になってかつての水餃子メモをチェックしたら、同じレシピ。
どうやら、2005年頃の「きょうの料理」に出てらしたのはウーウェンさんだったみたい。
それを見て2005年に作り、2013年にも作った。
ウーウェンさん、私の料理意欲に火をつけてくれるようです。

そして本日、朝からキッチンに立っていて、夕方外出。
帰ってきてもう眠いよ疲れたよと思っていたのに冷蔵庫の中身を思い出しながらキッチンをちらり。
寒くてもう買出しにも行きたくない。



と言うわけで、家の中にある「小麦粉・強力粉・キャベツ・アンチョビ・にんにく・豆腐」でキャベツ春巻と豆腐の酸辣湯。
キャベツ春巻のフィリングは、恋しくて恋しくて仕方のない池ノ上のタケハーナ(返す返すも閉店が惜しい)レシピから。皮はウーさんのレシピ。
豆腐のスープは、トマトがない分お酢とラー油を多めに。キャベツにたまごを使うので、こちらはたまごで とじませんでした。

春巻の皮を手作りしてみて、思ったことは、今後の春巻の皮手作り率はおそらく50%くらいだなということ。
パリパリの薄皮はあれはあれで恋しいもの。
餃子は手作りするけど、春巻は半々で行くと思う。
パリパリ気分も大事にしたい。

でも、このもちもち春巻生地、マクドナルドのホットアップルパイみたいな生地なんですよ。あの皮、「チェーン店がパイと名乗るには変わってる」皮だなと思っていたので、なんだか納得。
無性に食べたくなるけど、熱さと「これ何油で揚げてるの?」っていうのが怖くて躊躇してたのですが、これで、自分で好きな油で揚げられる。
リンゴはすぐ煮えるし、皮も30分もあれば出来ちゃうので、ホットアップルパイが思い立ったら1時間で食べられちゃうんじゃない?
薄く油引いたフライパンで焼いたっていいよね。

小麦粉料理、夢が広がります。
最近寝る前、パラパラ読んでるもの。
 

ウー・ウェンの北京小麦粉料理


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たくらみカプセル - ばんごはん
胃袋に暖かいものが詰め込まれるってのは改めていいもんだ。
そのまま体温になって活力になって。
それを用意する事が出来ることがうれしい。

私はそんな役割(歯車)でありたい。

立ち働く人に少し塩の利いた暖かいものを作り届けにいったこの週末。
あるいは、友と密に過ごした週末でも。

16歳のある日、未来に、こんな週末がやってくることを願った。
願いは今こうやって当然の顔して叶えられている。
その日の幼稚で真剣な気持ちが思い出される。

誰にも言わない願い事はいっぱいしよう。
叶っても叶わなくても、結論はそんなに大事じゃないかもしれない。

たくらみの嬉しい気持ちとお願いごとをタイムカプセルに詰め込んで、わすれんぼの土に埋める。
その願い事が忘却の彼方に溶けた未来の「ある日」、
かつての願いが叶っていることに気づく。
かつて願った日のことを思い出す。
一人でやる人生の伏線ごっこ。

だれかと一緒にやることがあればいいなと思う。

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すこやかさと休日について - 生活
前夜、降ってわいたいい時間に恵まれ、いい気分で床についた。
それが手伝ってか起き抜けは爽快で身体も隅々まで暖かい。天気も上々。
喫茶店で荒川洋治からスタート。自分の裡に湧いた感覚に対して解像度の高い人だ。

新宿御苑でまず梅を見ることに決めた。
とろけそうなロウバイを見て、白梅を見て。
毎年見逃す梅。今年はコーヒーを飲みながら。
綺麗な温室は外から眺めた。今度は温室の中も観に行く。

そこから高いところへ上って夕暮れの御苑を眺める。また珈琲。
カラスが帰る、ビルのふちがオレンジ色に光る。
人といても一人でもぼんやりしていいのだと、昨日の友人は教えてくれた。
自分では気づかなかった遠くの高速が木の間から少しだけ覗いていて、走る車のガラスが時々光る。

そこから、竹橋駅至近にある「こしあす接骨院」内で、友人でありじつは大学の先輩でもあるユキさんがやっているアロマルーム「Hammingmano(ハミングマーノ)」へ。
疲れが取れない取れないと思っていたのが2日前。
昨日の楽しさが薬になって身体はしんどくなかったのだけど、ユキさんのマッサージを受けたく、予約。

オススメの全身マッサージをオーダー。
こんなオイルはどう? これはどう? とたくさんのオイルを嗅がせてくれて、マッサージオイルを調合していくユキさん。

ちょっと魔女っぽいのはカレーと同じ。

自分でオイルを使うと、どうしても自分の好みと先入観で選んでしまう。
人に選んでもらうから、初めてジンジャーとレモンのオイルの効能にうっとりできる。人が一人でいるのはよくない。(これは高校の先輩のスーさんが教えてくれたお気に入りの言葉。)

果たしてユキさんはゴッドハンドでした。
とても暖かい手をしていて、訊けば特に温めてもいないんだって。
強い力とも思えないのに、いい香りと暖かい手で、どんどんリラックス。
ユキさんの手のようなギフトは、おそらくだれもが持っている。
人によっては目だったり手だったり声だったりするのでしょう。
人生で活かすかやすませるかは自分次第だ。

街の中に、アロママッサージはたくさんある。
カレー屋さんもたくさんある。
それでも、行きたいお店と足の向かないお店がある。

同様に、時間がなくても会いたくなる人について、昨晩話したのが印象的。最近あいたい人は、みんなこのような意味の話をする。自分にとっての価値について、好きなものについて真面目に取り組む人が多い。

近所で本を読んで帰ろうと思って家を出たのが、思わぬ長旅となった。
コートなしのストール一枚でも身体はほかほかしていて、健やかな空腹を胃に感じ、夕飯は中華粥にしようと決めながら駅まで歩く。

すこやかさは、薬と最新設備の医療機器と調整された食品で作るものではないとハナから信じている。風邪が健やかさの反語ではないのも同様に。
人の手や、ほぐれた気分や、会話と空腹と食事。
内側と外側への興味。時には仕事。
そういったものが編み込みになって毎日が続いて、それがすこやかさを支えている。
今日はすこやかさを作る休日となった。感謝。

ハミングマーノ
千代田区神田錦町3-7-2 逸侶ビル1F
月曜から金曜日の11時から最終受付は20時
03-5280-6166
担当:夕紀(YUKI)

▼メニュー
ハンド 15分/1575円
フット 15分/2100円から
ボディ(上半身) 40分/5250円
ボディ(全身) 60分/7560円から

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